小学生の頃の美徳

A room with plants, shelf, and a framed quote.

土曜日、楽しい週末の始まりだっていうのにまたドキドキする。もう服薬を初めて2週間経つ。効いてるのかどうか、甚だ疑問である。

しんどい。落ち着いて本を読むことも出来ない。こころ安らかにボーッとしたいだけなのに。邪魔をする外的要因はどこにもない。内側、私の精神だけが足を引っ張ってくる。嫌になる。環境は整っているのに。自分のことが大嫌いになりそう。もう既に大嫌いだけど、もっと嫌いになりそう。

小学生の頃の自分はとても真面目で、自分さえ我慢すればいい、耐えることこそが大人らしい振る舞いであって、周囲もそれを望んでいるのだと信じて疑わなかった。同級生から心無い言葉を掛けられることがあっても、決して反撃せず、向こうが置かれた立場(親の不仲、成績不振、貧困)を思いやって、じっとしていた。「可哀想な子のすることだから、私は傷ついていない。むしろ相手を憐んでいる」というスタンスを取っていた。あわよくば、その姿を教師や親に見てもらって「あなたは偉い」って言われたかったのかもしれない。実際、そういう評価を得ることに長けた子供だったと思う。そしてその思惑は少なからず同級生に伝わって、嫌なやつ、あざといやつだと思われていただろう。でも、それが私の生きる道だった。

先生や親に怒られたって構わない!と力強く反撃する子供だったら、どう変わっていただろう?悪口を悪口で言い返し、暴力を暴力で返す。嫌なことをハッキリ嫌だといい、舐められないために尊大な態度をとる。私はあなたの言動でこんなに傷ついたのだとはっきり主張する。やってみたかったな。